請願

 

第154回国会 請願の要旨

新件番号 451 件名 基礎控除の大幅引上げによる所得税の課税最低限の抜本的改正に関する請願
要旨  パート・アルバイト労働者の賃金は低く、正規労働者の五割程度である。この低賃金構造の要因の一つに低水準に抑えられた課税最低限度額があるが、平成七年にわずかに引き上げられて以来、据え置かれたままとなっている。パート・アルバイト労働者を始めとする勤労国民に「健康で文化的な最低限度の生活を営む権利」(憲法第二十五条)を保障することは、経済・社会の安定に欠かせない。国民の最低生活費には課税しないという税制の基本原則に立ち返り、基礎控除を大幅に引き上げ、課税最低限度額を抜本的に改正することが求められている。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。 

一、所得税の基礎控除を大幅に引き上げ、課税最低限度額を抜本的に改正すること。

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