請願

 

第154回国会 請願の要旨

新件番号 17 件名 私学助成の大幅増額を始めとする教育関係予算の拡充に関する請願
要旨  不況・リストラが深刻化する中、私学においては学費を払えないために退学する生徒が増加している。こうした状況に対し、次代を担う子供の教育にかかわる文教予算を大幅に拡充することは緊急の課題である。
 ついては、次の事項について早期に実現を図られたい。

一、教育予算を更に増額すること。
二、小中高三十人以下学級(高校職業科二十五人、定時制二十人)を早期に実現し、過疎地における複式学級を早期に解消すること。
三、すべての学校の教職員を増員すること。私学には専任教職員を増員するための特別措置を講ずること。
四、義務教育費の国庫負担制度を守り、拡充すること。
五、私学助成の国庫補助制度を守り、これを大幅に増額すること。特に経常費二分の一助成を実現するとともに、施設整備費補助を拡充し、授業料一律補助及び施設設備費補助を実現すること。
六、私学に対する過疎特別助成を今後とも継続し、増額すること。
七、子供の命と安全を守るため、学校建物の補修・改築を充実させること。
八、希望するすべての子供に高校教育を保障し、すべての障害児に発達と障害に応じた義務教育終了後の教育を保障し、充実させること。
九、教育費の父母負担を軽減し、教育費の無償化計画を立てること。
十、長期不況下における子供の就学保障のため、私立及び公立の児童・生徒に対する授業料減免制度や奨学金制度などを充実させること。

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