請願

 

第153回国会 請願の要旨

新件番号 353 件名 米国の報復戦争反対及びテロ対策特別措置法案等の廃案に関する請願
要旨  米国で発生した無差別テロにより、多くの尊い命が奪われた。人命を軽視した行為を再発させないためにも国際法に基づいた徹底的な真相の究明と犯人の処罰が必要である。しかし、米国政府は真相を究明しないまま、イスラム原理主義過激派を犯人と断定し、犯人をかくまう国への報復戦争を行っている。このような中、我が国は、自衛隊が米軍への物資の補給、医療の提供、人員・物品の輸送、通信設備の提供等を行うための「テロ対策特別措置法案」の制定と自衛隊法の改正を行おうとしている。「国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。」とうたっている憲法第九条を踏まえ、米国の報復戦争及び日本の戦争加担に反対する。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、自衛隊が参戦するための「テロ対策特別措置法案」の制定及び自衛隊法の改正を行わないこと。
二、米国に報復戦争の中止を働き掛けること。

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