請願

 

第153回国会 請願の要旨

新件番号 19 件名 消費税の増税反対、消費税率の三%への減税に関する請願
要旨  今年二月、衆議院予算委員会において財務大臣が消費税率の引上げを示唆したことから不安が広がっている。しかし、現行の消費税制度は低収入であるほど年収に占める消費税の負担率が高くなるなど、応能負担などの民主的原則とは相いれない制度である。特に低所得者や高齢者などはこれ以上の負担に耐えられないのが実情である。一方で、銀行やゼネコンの不良債権処理に多額の税金が投入されるなど、税金の使われ方は偏っており容認できない。また、欠陥が指摘されている介護保険制度などの例が示すように、福祉目的税化の議論は信頼できない。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、消費税率を三%に戻すこと。
二、いかなる理由があろうとも、消費税を増税しないこと。

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