新件番号 | 1 | 件名 | 女子差別撤廃条約選択議定書の批准に関する請願 |
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要旨 | 平成十一年十月の国連総会において女子差別撤廃条約の選択議定書が採択され、昨年六月の国連特別総会「女性二〇〇〇年会議」において各国政府により批准が同意された。選択議定書は条約に違反する行為について、女子差別撤廃委員会に対し申立てを行う権利を個人又は集団に付与することを内容としている。しかし、政府は選択議定書の採択には賛成しながら署名は見送り、批准に消極的な態度をとっている。我が国において女性に対する差別は現在も社会、地域、雇用などに根深く存在しており、差別に対する苦情申立てや救済機関もいまだ確立されていない。選択議定書の批准は、我が国における女性差別撤廃に関する施策の強化とともに、男女共同参画社会の形成を促進することになる。 ついては、次の事項について実現を図られたい。 一、女子差別撤廃条約選択議定書を早期に批准すること。 |