年頭所感
皆様には、新しい年の始まりをお健やかに迎えられたことと存じます。
昨年は、政治が大きく動いた1年でした。
様々に変化を遂げる政治状況の中で、議長として、また、一議員として、「参議院とは何か」という問いかけに向かい合う日々でした。
昨年末には、政権が交代いたしました。東日本大震災からの復興、経済再生への取組、エネルギー政策の見直し、TPPへの対応など内外の課題は山積しています。これら諸課題に対して、新しい政権がどのように答えを出していくのか、これからしっかりと見届けていくことになるでしょう。
折しも、本年は参議院議員の通常選挙の年に当たります。新政権への評価のみならず、「参議院とは何か」ということを真摯に考える機会でもあります。
私は本院が内外の諸課題に正しく対処するために引き続き全力を尽くす決意です。
結びに、皆様の日々の暮らしが穏やかで、平安なものとなりますよう心よりお祈りいたします。
参議院議長